『mahora』 第6号 表紙の結び 監修・解説

2024年3月20日刊行 八燿堂より 編集/発行人:岡澤浩太郎
mahora第6号はお彼岸の刊行となりました。今回は春の田んぼをイメージした明るい緑の紐で「稲穂結び」を結んで頂きました。「稲穂結び」は1本の紐で三つ編みと同じ構造に結びます。縄文時代にはすでに三つ編みは確認されていて、今回は稲穂結びから縄文の世界へとお話を進めました。
創刊以来初めてという特集のテーマは「芸術以前」。「結び」と「産霊むすひ」を読み解く鍵となるお話もあり、縄文以前の世界まで導いてくれます。

小さな結びの会 下北沢カフェ・デ・ソレイユにて

2024年3月23日(土) 11:00~13:00  定員4名 参加費3500円(ドリンク付き)
会場は下北沢駅から徒歩約10分の所にある「カフェ・デ・ソレイユ」。フランス中世のスパイスワインを飲める唯一のお店。お食事もできます。本好きのオーナー宮原朱未さんの本棚も楽しんで頂けたらと思います。

XD MAGAZINE Vol.06 WEB転載されました

贈り物を彩る水引や熨斗。最近では、贈答文化のカジュアル化や環境への配慮などから、簡易包装を選ぶ人も増えている。しかし、この装飾があることで贈り物が華やぎ、贈る方も贈られる方も心が踊ることは確かだ。「実は水引や熨斗には、装飾よりも深い意味があるんです」と話すのは「結び」の専門家である関根みゆきさん。「結ぶ」行為に隠されているという、人間の願いについて伺った。

(この記事は2022年12月14日(水)に発売された『XD MAGAZINE VOL.06』より転載しています)

WEB転載記事

折りと結びのワークショップ

2022年12月27日より始まる松屋銀座のギャラリー1953で小倉織の展示が始まります。
第781回デザインギャラリー1953企画展「The rebirth of Kokura Ori 縞の美・縞の粋 — ひとひらの裂(きれ)から小倉織の再生」
小倉織縞縞とのご縁から、縞縞の生地を使ったお香袋をつくるワークショップを松屋銀座・特別室にて開催する運びとなりました。針は使わず、折りと結びだけで作ります。ワークショップの詳細はこちら
小倉 縞縞の生地を使った折りと結びのワークショップ 主催|日本デザインコミッティー

第44回 西部染織作家展

2021年2月3日(水) ~ 2021年2月8日(月)※最終日は17:00まで福岡三越 9階 岩田屋三越美術画廊
特別企画として、西部染織作家の方々の生地で制作した「願袋」と称した お守りやお香、大切なものを入れる袋を制作。(※販売もしています)この度、28人の作家による46点の願い袋に生糸で組んだ組紐を使って 結びを施しました。それぞれの染織作家作品の生地の 特徴を楽しむため、結びはすべて同じデザインで結んでいます。機会がありましたら是非ご覧いただきたいと思います。

築城則子染織展

- 縞百姿 遊びをせむとや ― 銀座和光ホールにて

2021年1月28日(木) ~ 2021年2月7日(日) ※最終日は17:00まで
築城則子さん小倉織を折って結びを施した訶梨勒カリロク(お香の入った袋に結びを施した柱飾り)を5点出品いたしました。草木染の世界に触れますと植物の生命力、 めぐる季節が生み出す色彩に日々どれほど癒されているか改めて感じさせられます。緊急事態宣言下の展覧会となりますが美しい小倉織の作品に囲まれ心穏やかな時となりますことを願っております。

「にぽにか」N0.29:結びの作品掲載

2020年12月発行 海外向けの写真広報誌です(6ヶ国語に翻訳) 
webマガジン「にぽにか」
「日本の心を結ぶ」がテーマ。 美しい写真広報誌です。昨年春に取材を受け、「結び」の美としてお仕覆の結びと薬玉の写真を載せて頂きました。水引や帯の結び、折形や組紐、竹垣の結びから縁結びまで日本の結び文化に触れて頂ける機会となれば幸いです

mahora第3号 結びの監修・解説

2020年6月20日発行 八燿堂より 編集/発行人:岡澤浩太郎
mahora第3号はコロナ禍での発行となりました。発行人である岡澤さんが移り住んだ長野から東京へ結びのレッスンに。 今回は神社のお守りに使われている「横二重叶結び」です。第1号は赤い紐、第2号は黄色、そして第3号は生命力を表す緑にいたしました。一冊一冊、岡澤さんの想いが込められた結びが施されています。

mahora第2号刊行記念イベントVol.2

結びのお話とワークショップ2019年10月31日(木)19時半~21時(開場19時) 
岡澤浩太郎(「mahora」編集・発行人)×関根みゆき 会場 VACANT/1F

10月31日ハロウィンの夜、mahora第2号刊行記念イベントとして結びのワークショップを開催します。ハロウィンの起源はケルトの「万霊節(Samhain/サウィン)」。11月1日はケルトのお正月にあたります。ケルトの組紐文様には日本の結びと共通するものがあります。mahora第2号に施した「菊綴じ結び」は結節であり、また文様でもあります。 世界中で使われているこの結びを古代の日本人はどのように使ってきたのか、そして今の生活の中で どのように使えるのかなどお話いたします。ハロウィンの夜に、日本と遠く離れたアイルランドの文化にも思いを馳せながら小さな結び目を楽しんで頂ける会にしたいと思います。

Mother Comet n.16 (STARFLYER機内誌)

「デザインのある光景」n.16 結びの記事掲載 2017年7月

カメラマンの大森さん、ライターの谷口さんが担当するページ、「デザインのある光景」に結びを、というお話がありました。→デザインのある光景
5月末の帰省時にいろいろな結びを持参してスタジオへ。歴史や意味や作品など一通りお話しして、さてでは結びはどれにしましょう、となりました。結びに吉凶がある事や陰陽がある事、また中には結び目の重なりを対称にして使い分けすることなど日本らしさの説明をしていたので自分の作品よりも、歌舞伎で使われる2つの大きなあげまき結びが相応しいのではないかと、意見一致。
いつも紐の事でお世話になっています江口さんの了解を頂き、大森さんは歌舞伎用の2つの結びの美しさを引き出して下さり、楽しいひと時と共に、美しいページが機内誌に残りました。

TERRAIN VAGUE vol.64

「花結び 旧暦ひなまつり」2017年4月14日(金)19時から 東方学会本館三階33の2 温室にて。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)今年最初のワークショップです。上巳の節供の展示会を終え、桜の咲く季節のワークショップとなりました。旧暦3月3日は秋の実りを占う「花見」の日とするところが、でも近畿以西に多いと言われます。3月を桜月・花見月といい、季節の節目をその時に芽吹く植物で表してきた日本人は、太古から生活のリズムを花で感じてきたことがうかがわれます。花は神さまの依り代であり、結びは神さまをお迎えするためのもの。温室を主宰する塚田さんと、植物と結びについて話をすることも楽しみの一つになりました。
水と祓いとの関わり、貝桶の貝、お雛様と蛤。女の子の婚礼道具として大切にされていた貝桶の結びに残る「うろこ結び」という結び名も水との関わりからではないか。そんなことをお話ししながら、貝桶の結びとその元となる結びをご紹介したいと思います。※詳しくは温室のサイトをご覧ください。

上巳の節供~水と雛祭り~

2017年2月17日(金)~3月3日(金) 清澄白河 tearoom gallery 楽庵にて 結び:関根みゆき 貝雛:原久美子

tearoom gallery 楽庵で2006年・2007年と2回、私にとって初めての結びの作品展を開かせて頂きました。あれから10年。結びの精神性についての興味が尽きづ、作品の方向性は変化しましたが10年目の記念に、と思い出深い清澄白河の楽庵さんで結びの作品を展示する運びとなりました。
中国から伝えられたお節供は四季折々の日本の行事を習合し形を変えて伝えられてきました。お雛様もその一つ。その起源である上巳の節供を結びと貝雛で辿って見たいと思います。
2月25日・26日各10名づつ、ワークショップを行います。tearoom gallery楽庵→http://www.kiyosumi-01.com/
1階はギャラリーと中国茶のカフェ:2階は鍼灸院です。清澄庭園に沿った建物も素敵です。

TERRAIN VAGUE vol.47 

「冬至の花結び」 2016年11月22日(火)19時から 東方学会本館三階33の2 温室にて

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)今年最後のワークショップです。
平安時代から使われている「花結び」という言葉に、どこか王朝時代のお姫様たちの手遊みという香りがぬぐえず、そこに留まらないよう「結び」という言葉を使ってきました。しかし毎回塚田さんから植物のお話しをうかがって、私自身も「ハナ」という言葉を考えるようになりました。「生命力の象徴」としての花への思いは世界中で表現され、日本語の音「ハナ」は「端・鼻」など様々あり、神さまの依り代として使われてきたことばであることを知りました。
雅な世界であっても災害は容赦なく訪れ、祈りを象る花結びはもっと切実なものだったのかもしれません。新嘗祭前日の鎮魂祭でも結びは魂を扱う儀礼で登場し、舞姫たちはヒカゲノカズラを表す美しい結びを髪飾りとして登場します。新嘗祭は旧暦では冬至の頃に当たります。闇から光へと向かう冬至。そして新しい年を迎えるこの季節を結びと産霊の季節ととらえ、結びと花にまつわるお話を、今年最後となるテラン・ヴァーグで いたします。

築城則子「縞の美展」進化する”縞の今”

2016.9.8~9.13 GINZA 和貴にて

GINZA和貴オープン記念特別展として、築城さんの作品が展示されます。小倉織は明治時代まで小倉袴として有名でしたが、昭和初期以降織る人が途絶えました。 その後、1984年染織家築城則子氏が復元し現代の布として再生されました。今回の展示に当たり、小倉織の生地で包み結びの訶梨勒を制作いたしました。小倉織の強さと縞を活かしたいと考えた時、お香袋ではなく折形の発想から包みにしたいと折ることを考えました。そして折形デザイン研究所で教えて頂いた菱形の貝包みに結びを施した訶梨勒が完成いたしました。築城さんと紐の長さなど一緒に調整し、貝包みの折りについては折形デザイン研究所でアドバイスを頂きました。包み結びの訶梨勒としてご覧いただければと思います。

TERRAIN VAGUE vol.41 

「菊の節供の花結び」2016年9月7日(水)19時から 東方学会本館三階33の2 温室にて

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)。3回目のワークショップのテーマは「重陽の節供」。菊の花よって邪気を祓い、長寿を祈る重陽の節供は「菊の節供」「栗の節供」とも言われます。奈良時代に伝わりますが、万葉集には菊の花そのものを詠んだ歌は一つもないといいます。菊花の美は平安時代の貴族たちに愛されました。菊の露を含んだ綿で身体を拭うと老いが去るといい、互いに贈りあったりもしました。
今回は重陽の節供の室礼として制作した結びの写真をご覧いただきながら、花結びの基本的な構造をもつ「菊結び」とそのバリエーションをご紹介いたします。 吉祥結びとも言われる菊結びは日本でも被布飾りやお雛様の道具などにあしらわれ親しまれています。今年の重陽の節供には菊の花と共に菊の結びもぜひ添えて頂いて、邪気を祓い最近ではあまり行われない菊の節供を楽しんで頂ければと思います。

TERRAIN VAGUE vol.36

「花結び 七夕星祭」 2016年7月6日(水)19時から 東方学会本館三階33の2 温室にて

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) 2回目のワークショップのテーマは「七夕」。日本書紀では七月七日の行事として天覧相撲が描かれています。奈良時代には宮中の年中行事となり、宮廷では昼には相撲節、夕方には七夕節が催されます。相撲と七夕を繋ぐのは水辺で行われる古くからの神事でしょうか。そこには「糸」や「ひも」、「綱」や「縄」そしてむすぶという行為が 様々な意味と役割をもっていたことが偲ばれます。今回は七夕を紐解いていくワークショップです。
平安時代には七夕で秋の七草の撫子合(なでしこあわせ)が行われたそうです。花結びも盛んな時代でした。室町時代に入ると一度途絶えた「花合」が盛んになり、結びも茶道や香道に取り入れられ、新しい時代を迎えます。花と結び。テランバーグでの一つのテーマとなっていきそうです。

TERRAIN VAGUE vol.33

「花結び 旧暦端午の節供」 2016年6月8日(木)19時から 東方学会本館三階33の2 温室にて

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)それは都市の空き地を意味します。「深層意識に触れられたりゼロに帰れる場所が必要」とガーデンプランナーでありフラワーアーティストでもある塚田 有一さんは提唱し、様々な興味深いワークショップを企画運営されています。季節の花や植物は無造作に置かれているようで、やはり私などとうてい作りえない空間がそこにはあります。そんなテラン・バーグという空き地での今回のワークショップは、いつもとは趣の違ったにものになりそうです。
日々植物と接している塚田さんにとって、結びとはどんなものでしょう。結ばない日々を過ごす私たちにとっての結びとはいったいなんなのでしょう。古事記の最初に出てくる神様はどうして「ムスヒ」なのでしょう。結びに神秘を感じることができるでしょうか。そんなことを考えながら端午の節供をテーマに、結びについてのお話を都市の空き地 TERRAIN VAGUEで行います。

うつわや ワークショップのお知らせ

2016年2月2日(火)10:30~12:30代々木上原 うつわやにて

2010年6月から始まった結びの講座。今春うつわやは惜しまれつつ閉店の運びとなり最後に結びの講座を開かせて頂くことになりました。いつもおいしいお茶とお菓子を用意して下さり、お料理の本を出しているオーナーおすすめのお店へランチの予約までして頂いて、大変お世話になりました。
結びには古くからの意味をもつものがあります。今回は春の訪れとオーナーのスタートを祝し、ご縁のあった方々との再会を願う気持ちを基本の結びで形にしてみました。うつわや最後となる今講座では西洋の結びにも目を向け、結び目の意味に触れながら、「再会を願う結び」を結びます。※定員に達しましたので受付を終了いたしました。

暮らしの手帖79号 結び掲載のお知らせ 

2015年 11月25日発売です。タイトル「美しい結び」

結びの歴史や意味などのお話しと結び方、その活用法をご紹介しています。編集の方々、スタイリストやカメラマン皆さまと結びについてお話ししながらの撮影はとても実りのある時間でした。
結びは名もない人々によって結ばれ伝えられてきたものですからそこには素朴な願いや祈りが込められていると感じます。日々の暮らしの中で結びを楽しんで頂けるようにと、丁寧に対応してくださった編集部の皆さまに感謝いたします。最初は難しいかもしれませんが、ぜひ挑戦して頂きたいと願っております。

両口屋是清 季刊誌「いとをかし」22号 

表紙の結びと特集「結」に記事を載せて頂きました。New Year’s issue 2015 Vol.22

寛永11年(1634年)創業。380年の歴史を誇る和菓子の老舗、両口屋是清の季刊誌「いとをかし」は企業の広報にとどまらない情報の提供を目的に年3回発行されています。 22号は儀礼シリーズの第一回目。テーマは「結」。( いとをおかしhttp://www.ryoguchiya-korekiyo.co.jp/cl01_1/
購読は無料で、お電話でも申し込みができます。和菓子職人さんのお話し、季節ごとのお菓子の繊細さ、奥深さに触れ和菓子文化を通して、日本の文化を感じられる美しい冊子です。

「結びを語る会」のお知らせ 

9月12日(金)19:00~20:00
下北沢Reading Caféピカイチにて

お問い合わせ ピカイチ 070-5599-6821 映像:朴ヒョンジョン  朗読:赤星昇一郎
映像作家である朴さんに「結び」のイメージ映像を、役者である赤星さんに古事記の朗読を。お二人に力を頂いて、講座ではなく「語る会」となりました。
なぜ人は結べ、猿は結べないのか。結べることで人類はどう変わったのか。なぜ古事記に最初にあらわれる神様は「ムスヒ」なのか。ひと結びが結べたことで、人間の生活は大きく変わります。語りづがれてきた結びを、どんな風に語ればいいのでしょう。不思議な出会いから、赤星さんのカフェで新しい試みに挑戦することになりました。

NHK WORLD DESIGN TALKS「結ぶ」

再放送のお知らせ

2014年4月24日(木)10:30~10:58/16:00~16:58/ 22:00~22:58/28:00~28:58
時差を考慮したリピート放送の回数が6回から4回になったそうです。以前、お問い合わせ頂きましたので、見方をご説明いたします。この画面右上「NOW ON AIR 」で放送されます。
放送時間にアクセスしますと番組名が表示されますので再生ボタンをクリックするとみることができます。神社にまつわる結びのお話から始まり、結ぶことに注目したデザイナーの方々の活動、作品などが紹介されます。