TERRAIN VAGUE vol.36

「花結び 七夕星祭」 2016年7月6日(水)19時から 東方学会本館三階33の2 温室にて

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) 2回目のワークショップのテーマは「七夕」。日本書紀では七月七日の行事として天覧相撲が描かれています。奈良時代には宮中の年中行事となり、宮廷では昼には相撲節、夕方には七夕節が催されます。相撲と七夕を繋ぐのは水辺で行われる古くからの神事でしょうか。そこには「糸」や「ひも」、「綱」や「縄」そしてむすぶという行為が 様々な意味と役割をもっていたことが偲ばれます。今回は七夕を紐解いていくワークショップです。
平安時代には七夕で秋の七草の撫子合(なでしこあわせ)が行われたそうです。花結びも盛んな時代でした。室町時代に入ると一度途絶えた「花合」が盛んになり、結びも茶道や香道に取り入れられ、新しい時代を迎えます。花と結び。テランバーグでの一つのテーマとなっていきそうです。

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